過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/17(日) 01:06:45.88 ID:Cvi46Er80
ヴェント「黙りなさい偽者」
ぴしゃり、と彼女は言い放つ。
フィアンマはほんの僅かに眉を動かした。
ヴェント「よくもまぁ、騙してくれたわね」
右方「…何の話かわからんな」
あくまでとぼける彼の瞳は冷酷で。
ヴェントは、何故彼と彼を見誤ったのだろう、と自責する。
敵意を向けてこない、昏倒する様子はない。
自分の好きなフィアンマとはまた別に、この男は敵意の捉え方がねじ曲がっている。
ヴェント「…私はもうアンタに従わない」
右方「……そうか。残念だ」
彼は『聖なる右』を再度振るう。
知識の足りなさ故に安定しないそれは、二度振るっただけで空中分解してしまった。
しかし、ヴェントは既に倒した。
フィアンマはテッラを呼びつけ、二人が幻想殺しに懐柔された、と嘘を吐く。
左方のテッラは疑問に思いながらもC文書の使用準備へ取り掛かる。
右方(…何故バレている。言動の不備、いや…)
彼は内心の不愉快さを表情に出さないまま、考える。
だが、答えは出なかった。
一方、こちらのフィアンマは苦痛に耐えていた。
洗面器にげろげろと吐き出しているのは、嘔吐物ではない。
血液である。内臓を灼かれるような苦しみに耐えていた。
産婦も真っ青の痛みが、彼の体にかかっている。
フィアンマ「…、死ぬ、…ぐ、ぅ」
オッレルス「
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