過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/02/17(日) 14:03:51.68 ID:r6L3m4PP0
《
>>933
13:49:36.8『0』 結果:
>>931
ご協力ありがとうございます》
ヴェント「ゴメン」
きっと手を伸ばせたら。
彼の手を握って、謝っていただろう。
フィアンマ「…だから追い詰めるなと、言ったんだ」
ヴェント「…アンタのせいじゃない。アックアも、私も、自分の意思でアイツに歯向かった」
その結果が吉と出なかっただけだ、と彼女は言う。
ぐし、と目元を拭い、泣き止んだフィアンマは彼女達の瞳を見る。
アックアも、同じく目を覚ました。こちらもまた、身体を動かせない。
アックア「……我々が自分で選び取った結果である。貴様が気にすることではない」
フィアンマ「……、」
ヴェント「……アンタは、自分は人を救う立場だから助けを求めないって言った。ケドね、求められなくても助けようと思うヤツは居んのよ。アンタはそれだけ沢山の人間を救ってきた。アックアの悩みであるイギリスを、フランス政府及びヨーロッパ諸国が追い詰めないように取り計らったり、私と約束を交わしたり。テッラは知らないケドさ」
寡黙な傭兵の代わりに、彼女はそんな事を言った。
後方のアックアは口ごもり、視線を逸らす。
ヴェント「…アンタには、アイツと違って価値がある。命令無しでも手を貸そうと思うだけのカリスマ性がある。無意識下だったにせよ、それらを獲得するにあたって、アンタは沢山の犠牲を払ってきた」
だから、自分達のことは気にしなくていい。
そう言葉を付け足し、ヴェントは黙った。
フィアンマ「…俺様は、幸せだな」
恵まれている。
小さく笑んで。彼は、二人に背を向けた。
足音を立てず、静かに、病室を出て行った。
左方のテッラはC文書発動準備をしつつ。
右方のフィアンマの変貌を、訝しく思っていた。
『神の右席』の中でも、彼は最も長くフィアンマとの付き合いがある。
故に、生じている"違和感"に不可解さを抱いていた。
右方「…準備は終えたのか」
気付けば、フィアンマが背後に立っていた。
テッラは彼を振り返ってみる。
彼の体に変化はない。怪我はしていないし、その体質も平穏無事のままだろう。
しかしながら、近頃の彼は甘いものを食べないし、昔から大の苦手としていた辛いものを口にしている。
テッラ「
>>938
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