過去ログ - 【安価】インデックス「フィアンマのばか」フィアンマ「…拗ねるな」
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942: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/02/17(日) 14:33:55.85 ID:r6L3m4PP0

右方「……そうか、では…」

フィアンマが日記の類を残していなかったことが幸いした。
苦心の末、彼はチェスセットに手をかけ、差し出す。
左方のテッラは無言のままに、疑念がやはり事実であったことを確認した。
故に、彼はもう騙されない。もう、迷わない。
テッラはチェスセットを受け取り、如何にも試合を始めるかのように、テーブルへ置いた。

そして、開戦を宣言する。

テッラ「―――優先する。神の如き者を下位に、神の薬を上位に」

右方「…、」

テッラ「―――磔刑の十字において、続けて優先する。人体を下位に、小麦粉を上位に」

彼は懐に忍ばせていた小麦粉を撒く。
白く細かい粉は、煙幕となって辺りに漂った。
左方のテッラは、人間用の魔術を扱う事は出来ない。
だが、目の前の男ではない右方のフィアンマと共に研究したことで、『光の処刑』は完成に近づいている。
故に、複数の設定を変えていく事が出来る。

テッラ「―――主の意思において、続けて優先する。衣服を下位に、魔術を上位に」

右方のフィアンマは、『聖なる右』をまだ使用出来ない。
後方のアックアや前方のヴェントに攻撃して空中分解して以降、まだ使える状態に戻っていない。
となれば、人間用の魔術で時間を稼がなければならない。
だが、『聖なる右』で攻撃したとしても、『神の如き者』が『神の薬』より下位に置かれた以上、攻撃が互角かもしれない。





右方のフィアンマはどうする?>>+2


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