過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」
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121: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/02/13(水) 01:13:21.95 ID:gCGcCVVEo
つい昨夜には賑わっていた家の中が、閑散としている。
広い家の中、切嗣を探して士郎が走り回ったまま、あちこちの電灯が付けっ放しになっているのが逆に寂しい。


切嗣と言峰は何も言わずに消え、切嗣を探して士郎も飛び出していった。
イリヤと遠坂と、キャスターとアーチャー。残ったのはみなこの家と馴染みの薄い者たち。

「この家の結界は反応してない。切嗣さんの張った結界はしっかりしたものだったし、
敵の魔術師が侵入してきた可能性は薄いわね。切嗣さんと綺礼は自分の意志で出て行ったと考えるしかない」

「はい。もし他の参加者の仕業なら、マスターである凛さんを無視するはずないですし」

「それに……イリヤちゃんもね」

「キリツグは、また私を置いていっちゃうんだ……」

普段朝食を準備する士郎はおらず、桜は来ていない。遠坂は朝食を食べない主義で、イリヤに食欲は無し。
その日の衛宮家の食卓に料理が並ぶことはなく、台所は久々の休息を得る。


キャスターもアーチャーも1対1で近接戦闘を行うタイプのサーヴァントでは無い。
遠距離からの大技を得意とする彼らが、ライダーを追って部屋を出るのは危険。

士郎が帰ってくるまで待つことが決まってしまえば、あとは接点の無い彼らに話題は無く。
かといって中身の無い話で親交を深めるような空気でも無く。

自然と居間に集まった彼らは、自然と各々の部屋に帰っていく。


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