過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」
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◆7F1xhg7Fvs
[saga]
2013/02/20(水) 01:38:40.53 ID:U+rCMxk6o
「ああ、起きたか。初めての電脳ダイブの感覚はどうだい?」
「なんだ、ここ」
六畳一間の一室。机が一つと本棚が一つ。
そして窓の外には、0と1がどこまでも並ぶ青い空間が広がっている。
気持ち悪いほどに完全な無音。まるで、この場所の他だけ世界から切り出されたよう。
嗅覚が機能しない。何の臭いもしないのではなく、この場に臭いがあるのかどうかが分からない。
現実感が無い。明かな、異界。
「悪いね。この時代のコンピューターだと、霊子で補強してもこの程度が限界だったから」
「お前、ライダーをどこへやった!」
士郎がアサシンに掴みかかろうとするが、身体がすり抜けてしまってアサシンに触れることができない。
「この中なら多少は時間に余裕が持てる。僕に害が無い範囲なら質問に答えるよ。
まず、ライダーはどこへもいっていない。移動したのは君と僕の意識だ。
ほら、生き霊ってあるだろ? ひゅーどろどろって。あれみたいなものだと思ってくれればいい。
僕が君の魂を無理やり霊子化して引きずり込んだんだ。これで答えになってるかな?」
「まるで分からん。聖杯が目当てならとっとと俺を殺せばよかったんじゃないのか?」
「聖杯は別にいい。気にならないと言えば嘘になるけど、長期的な願いはなるべく持たないようにしているんだ。
まあそれでも、召喚直後についつい思ってしまったことのために結局僕は起源に操られるわけだけど……」
「あー、もう。お前話すの下手だろ。何一つ疑問が解決しないんだが。俺をどうこうする気が無いなら早く帰してくれよ」
「いや、君は僕にとって必要な存在だよ。僕に、というか、僕のマスターである間桐桜にとってかけがえのない存在だ。
必要が無ければこんなことやらないよ。まったく、ヨッシーの舌を怖いと思ったのは初めてだ」
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