過去ログ - 凛「まどか？　聞いたことの無いサーヴァントだわ」
↓ 1- 覧 板 20
580: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/02/21(木) 01:29:50.08 ID:73CrK4g5o
振り向いた時、相手の捨てた剣の柄が足に当たる。

黄金の聖剣。数多の戦いを乗り越えた剣。最後の戦いですら、使い手は勝負には勝っていた。
使い手に常勝をもたらす最強の武器が、そんな風に打ち捨てられるのは我慢がならない。

相手がその剣の力の一割でも再現できたなら、きっと俺は瞬く間にやられているはずなんだ。

だって、その剣の名前は――。
　 ｴ　ｸ　ｽ
「約束された――」

手の中に光が集まる。まず外殻を仕上げ、その中に魔力を練り込む。
刃はもっと煌びやかに。柄はもっと厳かに。強く気高く美しく、この剣はもっともっと尊いものでなければならない。

手の中に出来上がっていく剣を構え、そして振り抜く。

俺の全魔力を注いだ聖剣が力を開放する。その瞬きは星の煌めき。神の鍛えた光の刃。
まだまだオリジナルは及ばなくとも、この狭い部屋一帯を包み込んで逃げ場を無くすに足ると確信できる。

　ｶ ﾘ ﾊﾞ ｰ
「勝利の剣――！」

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>
1002Res/281.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice