過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」
↓
1-
覧
板
20
637
:
◆7F1xhg7Fvs
[saga]
2013/02/22(金) 01:16:04.91 ID:y8h6pZnio
相手の動き出した瞬間を狙いたいのはどちらも同じ。
けれど、波止場の海側にいるランサーと、陸側にいるほむらでは地理的なアドバンテージに差がある。
「この緊張感、文句のつけようがねえ。その冷たい目も好みだ。あと何年かすりゃあ、きっと良い女になるだろうよ」
「悪いけど、私に未来は無いの」
波止場の先端まで追い詰められれば当然動きは制限される。
だからこそランサーは強引にでも前に出る必要があるし、ほむらも前に出てランサーを奥へ追い込みたい。
「そうだな。俺はこの勝負、本気その心臓を貰う気でいる。手加減する気は微塵もねえ」
「そう」
わざわざ自分の特徴・弱点を話すつもりは無いけれど、かといって嘘を吐くのはあまり気持ちのいいものではない。
自分を買ってくれてるというならなおさらで、ランサーの一人合点には安心した。
そう、安心して、少しだけ気を緩めてしまったから、ランサーの先制を許すことになった。
膝が跳ねあがり、足は地を叩く。英霊の一歩が生み出す加速は人の理解を容易く越えていく。
(早い! あの槍の射程を考えれば、あと二歩もあれば距離を詰め切られる。
二倍速程度の固有時操作じゃ間に合わない。けど思い切り速度を上げるには術式起動の時間が足りない。
ここは一旦避けて、波止場を捨てるしか――)
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/281.96 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1360509126/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice