過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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125: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/17(日) 22:23:02.10 ID:kMLk/eI40

点々と続く街灯の明かりの下を当麻は黙々と歩いていく。


教師達に言わせてみればこの時間帯では生徒はもう就寝しているはずなのだが、
一般の高校生が午後9時などという早い時間帯に就寝することなどまずあり得ない。
その証拠に近くのコンビニでは未だに学生がたむろしており、少々近寄り難い雰囲気を醸し出している。
おそらく不良かスキルアウトであろうが、こちらから何か因縁を付けない限りは多分大丈夫だ。


スキルアウト達も、些細な問題で『警備員』に厄介になりたくはない。
彼らの殆どが超能力のことで自分の自信をなくした者達である。
その自分の心の隙間を埋めるために犯罪を起こし、罪を犯しているという背徳感、
そしてそれを成功させたという愉悦感を得ようとするのだ。


犯罪の規模が大きさに比例して得られる充足感も大きくなるので、
余程の小物でなければ小さなことで諍いを起こすようなことはしない。
その代わり兵器や違法薬物の密売、さらには性犯罪といった洒落にならないことをしでかしたりするが。




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