過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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146: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2013/03/24(日) 22:11:44.98 ID:1wGgHOb60

人々の多くが床に就き、外の喧騒が鎮まる真夜中の時刻。
黄泉川は夕飯時に言われた通り、芳川の自室に足を運んでいた。


芳川の部屋は『自分に甘い性格』である彼女としては意外なことに、比較的綺麗に整頓されている。
もちろんこれは芳川が自主的に行ったことわけではなく、部屋が散らかっている状態は打ち止めの教育上良くないということで、
黄泉川から掃除して常に部屋を綺麗にしておくように言い含められていたからだ。
『打ち止めの教育』と言われたためか、芳川は真面目にその言葉を聞き入れたようである。



芳川「彼らはもう寝たかしら?」

黄泉川「打ち止めと番外個体は強制的に寝かしつけたじゃん。 一方通行はまだリビングでコーヒーを飲んでるけどね」

芳川「まぁ、彼も飲み次第寝るでしょうね」

黄泉川「あれだけカフェインを摂取して寝付けるというのも不思議なものじゃん」

芳川「大方、能力でカフェインを排出なり分解なりしてるんでしょ。 ベクトル操作でそこまで出来るかは知らないけど」

黄泉川「やっぱり能力に頼りっぱなしの生活は良くないじゃん。 どうにかして校正できないもんかね?」

芳川「さてね。 手段を選ばないなら冥土帰しにでも頼んでチョーカーに細工でもしてもらう?」

黄泉川「無理矢理縛り付けるのは良くないじゃん。 一方通行が自分から改めてくれるのが一番なんだけど」

芳川「それは望み薄な気がするけどね」

黄泉川「私は諦めるつもりはないじゃんよ・・・・・・それで? 夕食の時の話だけど、私に聞きたい事って何なんだい?」




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