過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2013/02/17(日) 21:39:10.83 ID:1XkK5oNu0
風斬「魔術師のことはよく知りませんけど、あなたが相当な覚悟をしているのは分かりました」
パチュリー「覚悟って言うより立場上の義務みたいなものよ。 別に好きで自分の体を弄くり回してるわけじゃない」
パチュリー「最初はただ本が読みたくてこの立場に立候補したんだけど、いざやってみると色々事務的な処理が多いのよね」
パチュリー「その代わり好きなだけ本が読めるから釣り合いはとれてるんだけどね」
風斬「本を読むのが好きなんですか?」
パチュリー「ええ。 私の人生の大半が読書、つまり知識の収集に費やされていると言っても過言ではないわね」
風斬「勤勉なんですね」
パチュリー「勤勉と言うよりも、『識る』ことが単純に嬉しいのよ・・・・・・さて、十分休憩も挟んだしそろそろ行きましょうか」
風斬「大丈夫ですか? 休む前は結構ふらついてましたけど」
パチュリー「普段は余り出歩かないから、こういう真夏日には慣れてないのよ」
パチュリー「本当にこの体、何とかならない物かしらね。 魔術の反動もあるし・・・・・・」
魔力の生成には自身の生命力を必要とする。
生成を止めれば自然と生命力も回復するのだが、規模の大きい魔術を使用するようになると回復量が使用量に追いつかない。
例えばステイルの場合、『魔女狩りの王』の行使に必要となる膨大な魔力を生成する代償として、
自身の体力や接近戦の能力の殆どを犠牲にしている。
パチュリーの場合は生来からの虚弱体質に加えて持病まであるため、魔力生成による体力の低下は常日頃からの悩みの種だ。
持病の方は薬やら魔術やらで何とか抑えることは出来ているのだが、体力の方までは如何ともしがたい。
図書館内を歩き回ったりして多少体は動かしているが、その程度ではどうにもならないのが現実である。
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