過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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650: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/02(月) 00:43:48.52 ID:zWnfTN/m0

早苗は手ごろな木の棒を持ってくると、地面の文字を書き始めた。
『古典力学』と『量子力学』の文字を最初に書き、続いてその下に『マクロ』と『ミクロ』の文字を書き込む。
そして『古典力学』と『マクロ』、『量子力学』と『ミクロ』をそれぞれ丸で囲んだ。



早苗「えっとまず、今私達が学校で習っている物理学は『古典力学』を中心として構成されています」

早苗「古典力学とは、私達が普段認識している『マクロの世界』の物理法則について纏めたものです」

早苗「マクロの世界においては、対象となる事象の初期条件や外的要因をあらかじめ正確に把握しておけば、
事象が最終的にどのような結果を齎すのかを予め予測することができます」

佐天「う、うん……」

早苗「一方、『量子力学』は極々微細なもの、つまり『ミクロの世界』で適用される物理法則です」

早苗「『ミクロの世界では私達が習っている古典力学の物理法則が適用できません」

早苗「量子力学では『観測されていない事象は確率でしか表す方法がない』とされていて、
観測して初めて事象は確定し、それが一体何なのかを知ることが出来ます」

早苗「ここまでは理解できましたか?」

佐天「……もうちょっとわかりやすく」




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