過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/09/02(月) 01:15:29.84 ID:zWnfTN/m0
目を閉じて意識を集中させ、葉がどのような力を受けて浮き上がり、どのような軌道を描いて舞うのかを思い浮かべる。
自身の手の平の上にある空気がぐるぐると円を描くように回り始め、葉をその動きの中に巻き込んでいく。
巻き込まれた葉は遠心力によって渦の外に飛びだそうとするが、空気の塊に絡め取られてしまい、逃げ出すことは叶わない。
空気の塊に捕らえられた葉はそのまま上へと上昇し、渦の最上部で解放される――――こんな感じだろうか。
佐天にとって、風が一体どのような原理で生じるものなのかを理解するのはまだ難しい。
だが完全に把握する必要はない。足りない部分は自分の想像力で埋め合わせてしまえばいいのだ。
超能力を生み出すのは『自分の中の幻想』。そこに常識を介入させる必要はない。
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