過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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702: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2013/09/16(月) 01:23:24.35 ID:oDDFHL0u0

麦野と美琴は過去に一度だけ、『アイテム』の任務の際に殺し合いを演じているが、
その時は物の見事に任務を妨害された上にまんまと逃げられてしまった。
本心ではリベンジをしたいが、もし美琴と再び殺し合うことになれば、間違いなく一方通行を敵に回すことになる。
かつて第二位に完全なる敗北を喫した彼女が、第一位に敵うなど万に一つもあり得ない。


美琴のように電波を操ることが出来るのであれば何とかなるであろうが、
麦野が持つ『原子崩し(メルトダウナー)』は『電子を曖昧なまま固定する』という一芸特化の能力だ。
破壊力という点であれば『超電磁砲』も上回るが、そのようなものが一方通行に通じるはずもない。
第二位の二の舞になるのはわかりきったことなので、結局彼女は美琴に対する敗北感を燻らせつつ現在に至るというわけである。


ただそれだけの遺恨を持っていながら、二人の会話にあまり棘が含まれていないのは、
学園都市が比較的平和になったおかげで人を殺す機会がなくなったこと、
そして自分の周囲にいる人間の影響を少なからず受けているためかもしれない。




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