過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[saga]
2013/09/29(日) 22:08:36.49 ID:PWzUOfhe0
土御門「……準備の程はどうだ?」
パチュリー「そうね、大体7、8割と言った所かしら」
部屋の中に入ってきた土御門に対して、パチュリーは淡々と現在の準備の状況を伝える。
彼女のの目の前にあるのは一冊の分厚い本。六法全書に勝るとも劣らないほどの厚さだ。
ここまでくれば、もはや鈍器としても十分に使えそうである。
土御門は彼女のにべもない返答を聴いて、満足げにすることなく頷いた。
土御門「そうか。 時間までには間に合わせてくれよ?」
パチュリー「私を誰だと思っているのかしら? そんな失態を犯すとでも?」
土御門「念のためだ。 懸念事項は全部排除しないといけないからな」
パチュリー「その用心深さはスパイという身分からかしら? それとも貴方の性格?」
土御門「両方だ。 自分のどうでもいい失敗で命を落とすことだけは御免だからな」
パチュリー「なるほど」
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