過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/10/13(日) 20:42:14.89 ID:bkdk8OB+0
少女は最も周りをよく見ようとベッドから上半身を起こす。と、そこであることに気がついた。
先ほどから頭に何か違和感があったのだが、直に触ってみるとそれが何なのか理解できた。
頭にはテープ式の電極が付けられている。そして、その電極はこのモニターに繋がっているらしい。
もっと良く身の回りを調べてみると、体のあちこちに包帯が巻かれていることが更にわかった。
彼女はぼうっとしながら、規則正しい電子音を鳴らし続けるモニターを覗き込む。
画面の黒い部分に、不明瞭ながら自分の顔が映し出された。
雪のように白い髪に、血のように紅い目。それは『先天性白皮症』の患者の特徴そのもの。
この学園都市には数名程度の同様の人間がおり、彼女もその内の一人だった。
白髪少女「私……づっ!」ズキン!
彼女は自分がこの部屋にまでやってきた経緯を思い出そうとするが、突然頭に走った痛みに思考を中断されてしまう。
どうして私はベッドで寝ているのか。全身に巻かれた包帯は一体何なのか。そもそもここは何処なのか……
彼女の脳内に様々な疑問がわいてくるが、頭痛によってその全てがかき消されてしまった。
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