過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2013/10/21(月) 00:01:24.60 ID:DaTEZK4Z0
冥土帰し「つい先ほど目を覚ましてね。 今の所、異常はないようだ」
女医「それは良かったわ。 効果はあったみたいね」
冥土帰し「感謝しているよ。 あの薬を作るのは、僕だけでは間に合わなかったかもしれないからね」
女医「ご謙遜を。 私が来た時には殆ど出来上がっていたじゃないの」
女医「私がしたのはあくまで最後の仕上げの手伝いだけよ」
冥土帰し「その仕上げも、君の協力がなければここまで早くは出来なかったよ」
冥土帰し「本当に、君の技術には助けられた。 また何かあったらよろしく頼むよ」
女医「貴方がそう言うのであれば、素直に賞賛は受け取っておくわ」
銀髪の女医はそう話しながら、冥土帰しの向かい側の椅子に座った。
そして机の上に積み上げられた少女のカルテの一枚を手に取り、その内容に目を通す。
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