過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/11/03(日) 22:23:41.06 ID:RY4ObNp30
不死の薬「……」
咲夜「……」
冥土帰しの病院の中にある、十六夜咲夜の病室。
その部屋で不死の薬は、咲夜の体に聴診器を当てながら異常がないか確認している。
右側には心拍や血圧が表示されている生体監視装置。左側には脳波図が示されている脳波測定器。
聴診器から聞こえてくる生体音に気を遣いつつも、それらの機器に表示されている情報を忙しなく見ていた。
彼女が冥土帰しの病院に運び込まれてから、大体一週間強が経過した。
咲夜は未だに厳重に容態を監視されている身ではあるが、今の所は何事もなく過ごしてきている。
大手術によって低下していた体力も、病室で行っている軽い体操によって健常の状態に戻りつつあるようだ。
食欲も元に戻ってきており、2日前からは栄養剤の点滴に加えて少量ながらの病院食も食べさせるようにしている。
最初は足りないかと思ったが、どうやら彼女は小食家のようであり、食事の量に不満を抱いている様子はない。
それから最近は様々の事柄に興味を持つようになっており、自分達に質問することが多くなってきている。
記憶の欠損を補うための行動なのだろう。訪ねてくるその姿は微笑ましくもあり、痛々しくもあった。
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