過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/11/18(月) 00:40:53.50 ID:uenBkLwI0
あの時、咲夜の能力の正体を掴もうと装置を操作していた時のこと。
突然椅子の上で頭を抱えて苦しみ始めた咲夜を見た二人は、彼女の容態を見ようと一目散に側に駆け寄ろうとした。
その時の彼女の苦しみ方は明らかに異常であり、直ぐに容態を見る必要があることは火を見るより明らかだったからだ。
対応の遅れは彼女の命の危険に直結する。一秒でも早く治療室に運び込む必要があった。
しかし不死の薬が彼女の体に触れようとした瞬間、なんと咲夜の姿は煙のように消え去ってしまった。
不死の薬は一瞬呆然となるが、直ぐさま部屋の中を見渡して何か異常が起こっていないか確認すると、
部屋の窓の下に咲夜が倒れ込んでいる姿を無事発見するに至った。
身体を調べて高熱と不整脈を併発していること知った二人は、急いで集中治療室に運び込んで対策を講じた。
運び込んだ時点で既に心肺停止という状態になっていたが、AEDやその他の色々な機械を駆使した結果、
命の危険から脱して何とか安全ラインにまで持ち直すことが出来たのである。
しかし昏睡状態は今でも続いており、暫くの間は予断を許さない状況が続くだろう。
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