過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/12/29(日) 21:09:24.67 ID:Ex0zsgwp0
不死の薬「冥土帰し、もう終わったかしら?」
冥土帰し「あぁ、君かい? 今丁度終わったところだよ」
ドアを見やると、そこには不死の薬が薬剤を入れた紙袋を持って立っていた。
どうやらもう薬を服用する時間になったらしい。冥土帰しとしてはそれほど時間が経ったようには思えなかったのだが。
だが時計を見るときちんとその時刻を指し示していたので、やはり気のせいだったようだ。
冥土帰し「そっちの用事はもう大丈夫なのかい? 統括理事会に呼び出されたみたいじゃないか」
不死の薬「えぇ、実は向こうから直々の依頼があったのよ。 なんでも超能力者を用いた研究を行いたいとかで、
私にも参加してほしいという話だったわ」
冥土帰し「ほう、その超能力者というのはどんな子なんだい?」
不死の薬「詳しくは説明されなかったわね。 どうやら関係者以外には教えるつもりは無いみたい」
不死の薬「でも、向こう側にとって私の存在はかなり重要みたいだから、他の研究者よりは情報を多く与えられたわ」
不死の薬「なんでも、対象は『強度』において『5』のランクを授かっている子らしいわよ」
冥土帰し「そうか……」
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