過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2013/12/29(日) 21:55:12.16 ID:Ex0zsgwp0
咲夜(一人暮らし……か)パタン
本を閉じ、脇の机において窓から見える空を眺める。
冥土帰しと不死の薬。
この病院で目が覚めた時から自分を世話してくれた人達。そして自分が初めてまともに接した人達である。
二人の存在は、ある意味生まれたばかりである彼女にとっては親と同じような存在だ。
研究所で自分に食事を持ってきてくれた人はいたが、彼らの場合二人とは全く違う様相で自分に接していた。
研究所の人達は自分のことを冷めた目つきで観察し、感情の無い声でしか話しかけてこなかった。
『お前など道具としての価値しか存在しない』とでもいうかのような、そんな雰囲気だった。
ただ当時の彼女は、そんなことは全く気にしていなかったし、気づいてもいなかったのだが。
研究所の人たちに対して、冥土帰しと不死の薬の二人は違った。
自分のことを、我が子とまではいかないにしても親身になって接してくれている。
その経験は、咲夜に彼ら二人を『自身にとっての大きな存在』に位置付けさせるには十分なものだった。
少なくとも、彼女の心の支えとなる程度には。
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