過去ログ - ウェイバー「聖杯を解体する――」ダンテ「ジャックポットだ」
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2:saga
2013/02/11(月) 02:16:57.30 ID:NwfLPSyy0
見慣れたはずの、でもどこか違う剣の丘に衛宮士郎は立っていた

体は剣で出来ている
I am the bone of my sword.

血潮は鉄で心は硝子
Steel is my body,and fire is my blood.

幾たびの戦場を越えて不敗
I have created over a thousand blades.

ただ一度の敗走もなく、
Unaware of loss.

ただ一度の勝利もなし
Nor aware of gain.

剣の英雄魔剣士スパーダに焦れ
The legendary dark knight Sparda.

剣の丘で鉄を鍛つ
waiting for one's arrival.

魔と聖、二つの剣の極に触れた
Spada―――――――Saber
 
この体は、
So as I play

無限の剣で出来ていた
"unlimited blade works

士郎「―――何だ…今のは」

十年前にはよく見た夢。

自らの心象風景、寂しげな荒野に突き立つ無限の剣の群れ。

自覚し、切り札として行使する今となってはさも珍しい光景ではない――はず、なのだ

己の唯一の心と言える風景、誰よりも自分が把握している―――はず、なのだ

士郎「――どこか…違う」

鮮明には思い出せない。極端に異なった風景なら思い出すことも容易だっただろう

士郎「エクスカリバーと…アレは…魔剣、スパーダ………?」
そう、彼だけの丘には――――その中央。他の剣が恐れ戦く様に聖剣エクスカリバー、そして魔剣スパーダが二振り、聳え立つように鎮座していた


―――第四次聖杯戦争、伝説の魔剣士。スパーダの息子、若き日の魔剣士ダンテが介入したことにより事は本来の結末からは大きくそれることとなった
奇跡、例外。としか言いようのない伝説の魔剣士スパーダの出現

第五次聖杯戦争では、ダークスレイヤーなるイレギュラーサーヴァントの出現。

そして聖杯を解体するための戦い。仮に第六次聖杯戦争と銘打つ今回の戦いもスパーダの一族、怨恨の在る者たちにより事態は、多くの運命を巻き込み物語を織成そうとしていた



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