過去ログ - ウェイバー「聖杯を解体する――」ダンテ「ジャックポットだ」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/02/14(木) 02:42:46.47 ID:4+cROyAt0
衛宮邸

トリッシュを除く一行は、本拠地となる衛宮邸へと到着していた。
士郎と凛以外は和室という文化に慣れておらず、窮屈そうな表情を浮かべ口々に文句を発している

凛「はぁ……やっと着いたわね」

士郎「軽く観光もしたと思えばこんなもんだろう。いいじゃないか」

凛「観光ならまだいいわよ。ブータレる大人たちを引率してきただけじゃないの」

士郎「そういうなよ。ここにいる全員が今回の戦いには不可欠なんだし、――そりゃ俺だって巻き込む人は少ない方がいいし、できるなら俺一人でやってしまいたいと思ってるけど……さすがに無理だからな」

凛「それはそうだけど……」

凛の扱いは十年間の付き合いのうちに上達したらしく、ムぅ、と口をつぐみ言い返せなくなってしまっている



ネロ「――ったく、これなら安ホテルの方がくつろげるぜ」

ウェイバー「……同感だな」

靴を脱いで座ることに不慣れなせいか、いつも以上に不機嫌そうな顔を浮かべ腕を組み壁に寄りかかっている

ダンテ「少しの辛抱だ。それに、悪魔狩人をやってくならどんなベッドでも寝れるくらいにはタフじゃないとな?」

ネロ「……分かったよ、文句は言わないさ」

士郎「……皆済まないな。洋間なら離れに一室ある。相談して使ってくれ」

赤セイバー「なら余と奏者で決まりであろう」

開口一番名乗りを上げたのはセイバー。相談、と言うより彼女の中ではほぼ決定らしい
霊体化する気もサラサラなさそうだ

レディ「そういうのは淑女優先じゃないのかしら?」

赤セイバー「余が淑女でないと申すか!?」

レディ「痴女の間違いじゃない?その服装じゃ説得力ないわよ」

赤セイバー「お主が言うか!!」

士郎「おい、ちょっと!」

ウェイバー「お前ら!何をしにここへ来たと――――」

思わず声を荒げてしまう。ここにいる面々が本気でなくとも、暴れようものなら言葉通り本当に「危ない」のだ



「――なら、何人か家に来てもらうのはどうですか?家なら洋間が主ですし……どうですか、姉さん?」


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