過去ログ - 京太郎桃子の話
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25:白桃
2013/02/11(月) 20:03:13.24 ID:FyZPuZNm0
「――っ!!??」
 自身の湿りに、京太郎の下の湿りが這わされ、悲鳴にも似た、しかし悲鳴のような悲惨さはまるでなく、どちらかといえば快感を思わせるような声が湧き出てくる。
 ――ほ、本当に私がこんな声を?
 桃子の未だに冷静な部分が無意識にそんなことを思うが、すぐにそれは胡散する。さらに熱がきた。時間差や、うねりの大小を加え、動くからだ。
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
 声にならないような声を上げ、力が急激に腰の部分に来る。そりあがりさらに京太郎に肉を押し付けるようにして、
 ――!!
 力が抜けた。鉄の棒で支えられていたような状況から急激にその支えを抜きはずされたように思える。
 荒い吐息を整えるようにして、しかしどこか名残惜しげに、
「ぷ、は」
 京太郎の湿りはそこから失われた。
 酒など飲んでいないのに、すでに酔いが回ったかのような気分が桃子の中を駆け抜けていく。
 しかし、
「いいか……?」
 酔いなどすぐに引きはがされた。
 "熱い"ものが桃子の下腹部にあたっている。



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