過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ!」 3クール目【仮面ライダー】
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◆B6xkwd67zxGJ
[saga]
2013/02/15(金) 20:45:01.48 ID:nQhB/atio
ゴキブリは――害虫である。
特にその身に毒を持たず、外見的な嫌悪感というだけで害虫になった。
そんな昆虫であった。
驚くべきはその瞬発力。
人間大のスケールに直した場合、その速度は一歩目から時速300キロに相当する。
これは――全生物の中でも最速である。
故にただの人間には抗えない。いや、地球上のほぼすべての生物が同じスケールでは対応できないのだ。
だが――。
京太郎「――遅せぇ」
――京太郎は王を統べる王、オーズであった。
王は空を裂き、風よりも早く、音よりも速く疾走する。
こと、この場でのトップスピードに関しては、京太郎の方が上である。
また、この使用者が本来のメモリの力を、ゴキブリの力を引きだせていない事も大きい。
膝蹴り一閃。
それだけで前に出ようとしたコックローチドーパントは、出鼻と自信を挫かれた/砕かれた。
両手を構えて、繰り出される斬撃。
展開されたカマキリソードが、コックローチの全身を攻め立てる。
まさしく、一方的な戦いだ。
これにも理由はあった。
コックローチメモリの使用者、松原俊夫は平凡な人間である。
ガイアメモリの力で強化/狂化こそされてはいるものの、本質は喧嘩の一つもした事がないような男。
いくら弱いとは言っても。
幾度となく死線を潜り抜け、常に強くあろうとしている京太郎とは。
強さという観点において――人間としての質も格も下であった。
二本の腕から繰り出される高速の剣劇と。
さらに相手の動きを封じる超高速での移動。
それに戦闘経験が加われば――京太郎が初撃に於いて勝利するのも道理であろう。
京太郎「なんであんたがこんな事をしてるのか、事情なんて一切知らないけどよ……」
京太郎「てめえ、女の子を泣かせたな? 泣かせやがったな?」
京太郎「それだけで――俺の敵だ」
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