過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ!」 3クール目【仮面ライダー】
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669: ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/02/16(土) 00:47:48.74 ID:lXLPaOG3o

京太郎「――変身!」

 ――クワガタ! ――カンガルー! ――チーター!


 どう攻めてくるか。それを考えた。
 相手は徒手空拳。こちらも徒手空拳。
 ただし、そこには大きな違いがある。こちらにはクワガタの電撃。さらにはチーターの高速移動。
 動揺に向こうにも何かあるか、そう考えた――瞬間だった。


哩「……遠い」

哩「姫子、メモリば変えるぞ」

姫子『了解です、部長』


 片側だけ目が輝いた。
 そう思った、次の瞬間だった。


 ――《LUNA》!

 ――《METAL》!

 ――《LUNA》! ――《METAL》!


 どこからか取り出したガイアメモリを叩く、二色のライダー。
 そして既に挿入されていたメモリのそれと、交換する。


京太郎「色が変わった――!?」

哩「色、だけじゃなか」


 その手に構えられた錫杖が。
 まるで生き物のように――変幻自在に、多角的にオーズ=京太郎へと襲い掛かる。
 だが……。


京太郎(逆に言うならそれは、そのままじゃ対処できなかったってことだ)

京太郎(そして――この棒)

京太郎(こいつは、しっかりとあんたの手元に続いてる――俺の攻撃のルートって事だぜ)


 攻撃を受けると言うのはピンチであるが。
 逆に言うなら相手にも動きがあって――チャンスという事だ。
 一見、不可能とは思える多角的な攻撃。
 だが、切り抜ける隙間はあるし――何よりも。

 電撃は――より疾い。


哩「くっ……」

姫子『部長……もしかして、メタルじゃ相性悪いんじゃなかとですか? 相手電気ですし』

哩「……」

姫子『ちょっと、返事してくださいって!』


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