過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ!」 3クール目【仮面ライダー】
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◆B6xkwd67zxGJ
[saga]
2013/02/16(土) 01:25:58.55 ID:xRpRIf1wo
>>694
の選択:2
ミュージアム。江口セーラから聞いていた。
この学園で、ガイアメモリをばら撒いて、人々をドーパントに変える組織。
セーラの敵であるならそれは京太郎の敵であるし。
また、小走やえをああしたのも、末原恭子をあわやという事態に追い込んだのも――元をただせばミュージアムである。
つまりは、京太郎にとってもミュージアムは敵だった。
ここは――素直に言うしかないだろう。
このような暴力を持って、身柄を確保されての質問。
これは既に質問ではなく――拷問だった。
そして、その苦痛を想像した時に。
京太郎の心は――屈服を選んだ。
あるいは余計な争いをしたくないとか。自分の立ち位置を表明するとか。
そんな気持ちは当然存在した。
しかしこれはどう考えても――相手の暴力に屈する、その行為だった。
京太郎「……ミュージアムは、俺の敵です」
哩「……」
姫子『……部長』
哩「分かった。離す」
答えると同時に、拘束が緩んだ。
そして解放される身体。
手を引き戻したWは、無言で京太郎を睨む。
哩「そいけん……私の邪魔ばするな」
哩「ミュージアムは私の敵ぞ」
姫子『部長、私たち。私たち』
哩「邪魔をするなら――次は首ば折る」
そうして、背中を向けるW。
これしきの攻撃に屈する根性なしには用はない。その背中が、言っていた。
カザリ「……何あれ? 妖怪、首折り?」
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