過去ログ - 【咲安価】 京太郎「……変、身ッ!」 3クール目【仮面ライダー】
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◆B6xkwd67zxGJ
[saga]
2013/02/16(土) 17:32:07.98 ID:+ka+IpTDo
京太郎「……そんだけだよ。じゃあな」
そう呟いて、二人を避けて立ち去る須賀京太郎。
その背中を見ながら――白水哩は、自分の手を見た。
浮き上がった汗。手のひらが酷く濡れている。
こちらに汗を掻かせるほど――それほどに。
あの時の、須賀京太郎の怒りも凄まじかった。
初めて邂逅したそのときには、ただの臆病者だと思った。
自分たちの手で復讐を成し遂げる――そのつもりではあるが。
それでも現実問題として考えたときに、それは厳しいと言うのは自覚している。
だとしても……だ。
だからやらないなんて選択肢はなかった。
復讐を遂げて――そこで初めて。
あの日、歪められてしまった自分たちの人生を取り戻す事ができる。
それを行わないのは、死んだも同然――いや、死んでいるに違いないのだ。
だから今の彼女たちにある意味など、復讐。
ミュージアムを潰す。囚われた部員たちを救い出す。
それだけが目的であり、それが屍が歩いている理由に過ぎない。
仲間や幸福など――。
そんなものは、あの日に置いてきた。
まずは、そのつけられてしまったマイナスをゼロに戻さない限りは。
白水哩も鶴田姫子も。
人として生きる事などが許されないのだ。
そして、今のところ。
彼女たちに、仲間は必要なかった。
ある事情から無意味に協力者を増やすわけにもいかず。
そして彼女たちは今まで、仲間を必要とせずとも戦ってこれたのだ。
あの――ミュージアムのライダーを除いて。
姫子「いやぁ……あれ、凄かったですね」
姫子「あの時は本気じゃなかとですかね?」
哩「……」
哩「……あいつ、名前は?」
姫子「……さあ?」
【白水哩からの精神的圧力を跳ねのけました!】
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