過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】

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667:1[saga]
2013/02/20(水) 22:07:21.96 ID:FW/OtFhso
姉帯「その顔は何だ！　その目は何だ！　その涙は何だ！」

姉帯「お前がやらずに誰がやる！　お前の涙で敵を倒せるか！？　この街を守れるか！！」

京太郎「いや何の話だよ！？　俺そもそも泣いてねーし何そのノリ！？」

健夜「うっわーいスパルター」

姉帯「いっぺんこういうのやってみたくてな。まあ、今日はこれで行こう」

京太郎「やっべー死ぬよコレ」

毎日毎日、欠かさず鍛錬。

彼は都市伝説に病院送りにでもされない限り毎日体を鍛えているらしい。

それでいて毎度毎度ギリギリの戦いを繰り広げているのだからしょーもない。

鍛錬を怠れば、行先が病院ではなく墓場になると彼は分かっているんだろう。

生まれ持っての素質、才覚、有用な都市伝説は彼にとって羨ましいに違いない。
彼はきっと、周りの人達全てを見上げている気持ちに違いない。

それなのに、いろんな人が彼の周りに集まってるのは傍から見れば都市伝説並みに不思議な事なんだろと思う。

私達からすれば、ダイでもバーンでもなくポップが好きなんだ、ってレベルの話でしか無いんだけどね。

京太郎「……何故採石場？」

姉帯「ここなら暴れても苦情来ないからな」

京太郎「あの、なんで崖の上で大岩用意して……」

姉帯「これから崖下のお前に向かって落とすからだ」

京太郎「避けてオーケー牧場？」

姉帯「俺はノーと言える日本人だ。キッチリ迎撃しろ」

京太郎「ファックッ！！」

……し、死なないよね？

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