過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】

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672:1[saga]
2013/02/20(水) 22:25:51.36 ID:QcI7fszOo
午前の授業開始前。

通学の途中も目を離さない隙の無い私。
パーフェクトだ。

実質よそ見しながら歩いてるようなものだったのでずっこけた。
隙だらけだった私。パーフェクトもハーモニーもあったもんじゃない。

そんなこんなで学校について、ようやく落ち着いて観られるようになった。

京太郎「俺が買ってきたブラックサンダーまんじゅう食ったのだーれだ？」

怜「穏乃ちゃん」

憧「しず」

穏乃「速攻で売られた！？」

京太郎「テメエ……地道な有志の活動でようやく関東でも売られるようになったBTMに何て事を……！！」

穏乃「ムシャムシャしてやった。今は消化している」

京太郎「今度お前が弁当持ってきた時中身をイオンのポテトサラダとすり替えておいてやる。覚悟しろ」

livedoor.blogimg.jp

穏乃「やーめーてよ！　また夢に出てくるでしょっ！？」

憧「アレはキッツいわよねぇ」

怜「サラダ？」

京太郎「慈悲はない」

穏乃「アイエエエ……」

彼は教室だと、この四人でセットな事が多い。

三人の内二人は幼少時からの付き合い。
一人は彼の本業の相棒。
仲が良いのは、当然といえば当然なのかな。

話しても話しても話題の尽きる気がしないこんな関係が、きっと本当に『仲が良い』って事なんだと思う。

ほんの少しだけ。

少しだけ、羨ましい。

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