過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】

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706:1[saga]
2013/02/20(水) 22:54:31.76 ID:QcI7fszOo
久「よくぞ私の存在と私の計画を察知できたわね！」

京太郎「とりあえずうちの学校でよく分からんうちにお祭り騒ぎになった時は大抵貴女の仕業です」

京太郎「ゴルゴムやクライシスよかよっぽど高確率ですよ」

久「もう、半年でスレちゃって。そんな言い方されると私も風評被害で傷つくわよ？」

京太郎「あんたのソレは周囲への実害有って余りあると思います……！」

決戦風だ。

いい加減昼休みが終わりそうだからか、皆もこの騒動の締めの一幕を観戦している様子。

ウキウキという効果音が聞こえてきそう。
なんともお気楽な事。観戦者特有の余裕？なのだろうか。

……あ、私だけは人の事言えない。

久「ふっふっふ、いでよアルフォート派四天王！」

淡「奴は四天王の面汚し以下略！」

京太郎「まだ誰も負けてねーから！」

やえ「憎悪の空より来たりて、正しき怒りを胸に――」

京太郎「先輩のミスは二つ。一つは『カッコいい名乗り口上はないか？』と誰かに聞いた事」

京太郎「そしてもう一つは聞いた相手のチョイスです」

玄「私アルフォート好きだもん。お姉ちゃんもね」

宥「……あの、えと、玄ちゃんに引っ張られて……」

京太郎「……ま－た四天王やってるんですか」

宥「うん。またやってる」

……うーん、そろそろかな。

久「私の下に辿り着きたくばこの四天王を突破することね！　昼休みが終わる前に！」

京太郎「……上等。在任期間中はとうとう据えられなかったお灸、ここで据えてやりますよ」

準備しておかないと。

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