過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：九巻目【都市伝説】

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727:ネクサスシフト１ターン仕様の方は残機使わねーですから！[saga]
2013/02/20(水) 23:26:16.42 ID:QcI7fszOo
そして放課後に飛び込む依頼。

解決のための調査。

対策会議、そして夜の決戦。

いやあ、ジョン・タイターは強敵だった……

京太郎「世の中には三つのやり方があるらしいぜ」

京太郎「正しいやり方と、間違ったやり方と」

京太郎「お前のやり方だ」

京太郎「どうする？　『お前はどのやり方がいい？』」

「……選べるの？」

京太郎「もちろん」

カウンセリングタイム。
心も守って、心も救わなくてはならないのが難しい。

……力だけではどうにもならない事があると実感したことがある私は、尚更難しく感じてしまう。

彼はそんなに苦でもないらしいけれど、私には到底無理だ。

だから私は、こういう時は黙っている。

仕事が終わって、保護者の人も部の皆も帰って、彼が一人になる時間。
自宅で一人ぼっちの彼の背中は、何故か寂しそうにも見える。

軽いトレーニングをこなした後に勉強。

予習復習を欠かさない程度だけれど、それでも毎日している様子。

これでも目立って勉強が出来るという話を聞かないのは、単に彼の周囲に異常に勉強出来る子が多いからだろう。

……そもそも、学年首位の原村がいたりするし。

日付が変わる頃に就寝。
これで朝が早いのに、授業中の居眠りは皆無。
不思議な事だ。

だけど今日もこれで、私も床につける。

意外と楽しかったので、明日もやってみようと心に決める。

明日も早起きして、それから……あれ？

なんで今日、彼を観察してたんだっけ？

姫子「まあ、どうでもよかか……」

おわり

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