過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 セーラ「13本場や!」
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20: ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/02/11(月) 23:40:13.38 ID:JVGYGWJ7o



セーラ「う、うぅ……」


―――例え話をしよう。

もし、男まさりな女の子が居たとして。

その子が普段しないような女の子らしい格好で顔を真っ赤にして隅っこに隠れるように座っている。

そんな光景がある。

それは実にありえない光景だろう。

かくいう俺も、直面していると硬直して動けなかったくらいだ。

いや、誰だってそうだろう。

俺は悪くないぞ、これは。

………おほん。

そして、だ。


セーラ「きょ、きょう、たろぅ……?」


俺が居ることに気づいたんだろう。

蹲った状態から顔を上げ、俺を見上げる。

そして、妙に舌足らずな声で。

俺の名前を呼ぶ。

……うむ。

なんだろうか、こう、笑顔になるな!

妙な心の爽快感すらある気がするぞ!

悪くない、悪くないぞ。

こういうのもいいじゃないか。

普段頼りがいがある子が妙に弱々しい姿とか。

実に庇護欲を刺激する状態じゃないか?

セーラさんを見る。

所謂、ふわふわ、という感じの服だろうか。

ワンピースが妙に映える気がする。

元々可愛らしい顔をしているセーラさんに良く合う格好だろう。

そして、これを仕組んだ人物は一人しかいない。

俺はこちらに近づいてくる足音に首を向ける。

現れたのは、カメラを持つ船久保先輩。

そして泉だ。

………セーラさん、俺の後ろに隠れないでください。






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