過去ログ - デウス・エクス・マキナ/War of the gunV
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17:オレグ[sage]
2013/02/16(土) 19:39:14.02 ID:A1IPewyN0
第8章 hazard−ハザード-

DORAEMON「ノビタ君、大丈夫かい?」

のび太「……」

DORAEMONが問いかけた。

だが僕は返答しない・・・いや、出来ない。

あまりに多くの信じられない出来事に頭が考えるのを止めてしまった。

どうすればいいのか………分からなかった。

両親を殺された挙げ句の果てに『バケモノ』に変えられてしまったのだ。

過去に戻ればそうならずに済む……だが別の人間が首を吊る羽目になるだろう。

もしかしたら『しずかちゃん』?それとも『出来杉』?『ジャイアン』でも可能性があるし全く知らない誰かでも有り得る。

猫(マオ)「小僧は置いて行くか?俺が監視やるけど」

オーマ「いや・・・連れて行く」

黒(ヘイ)「巻き込まれただけの民間人だ。
だから無理強いして連れて行く必要はない」

オーマ「もし、ここに置いていけば『奴ら』の餌食になる!それにもう俺達だけの問題じゃなくなってる」

『俺達だけの問題じゃなくなってる』この言葉で頭が回転し始めた。

のび太「ちょっと待て!『俺達だけの問題じゃなくなってる』ってどういう事なの?」

オーマ「あっ………そういえば説明するって約束してたな」

猫(マオ)「コイツらに説明するのか?冗談だろオーマ?」

黒(ヘイ)「手短に済ませろ」

猫(マオ)「おいおい・・・」

黒(ヘイ)「止むを得ないな」

オーマ「あんがとよ〜二人共」 

ヘラヘラしなが二人に頭を下げるとオーマはDORAEMONと僕の口に拳を突っ込んできた。


初めて経験する……イメージと記憶の念写のような物が頭に溢れてきた。 

今、想うに人生で一番奇妙な体験はあれだけかも知れない。

クリア。





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