過去ログ - 【安価】京太郎「救われぬ愛に救いの手を」 泉「もう14本場やないですか・・・」
1- 20
15: ◆VB1fdkUTPA[saga]
2013/02/13(水) 20:42:23.52 ID:wexfKoodo



京太郎「昼間は変なこと聞いちゃったな……」


風呂を上がり、未だにしっとりとする髪の毛をそのままに俺はレクリエーションルームへと向かっていた。

首にかけた半タオル。

それが少し垂れる水気を吸収していく。

こりゃしっかり拭いてから寝ないと寝癖に残る。

そんな短い思考が思い浮かんではすぐに消えた。

面倒だ。

朝になってシャワーでも浴びればそんな寝癖はすぐに取れる。

それに、寝汗も落ちるし一石二鳥じゃないか。

そんなことを思いつつ、俺はレクリエーションルームに。

入った時に気づいたが、ドライヤーの音が聞こえる。

序でに鼻歌も。

しかもこっちの音は聞こえていないらしく、止まる気配は無かった。


セーラ「ふんふんふふーん〜♪」

京太郎「………セーラ、さん……?」

セーラ「どわあああああああああ!?」


ぽーんっ。

そんな感じで勢いよくドライヤーと櫛を上に放り投げるセーラさん。

だが待ってほしい。

ドライヤーは基本、コード式だ。

つまり投げたとしても限界がある。

ドライヤーは放り投げた持ち主へと帰るように落下。

俺が声を出して警告する前に、それはセーラさんへと襲い掛かる。

しかも、セーラさんは思い切り立ち上がっているのも原因だろう。

落下、直撃。

「ふぐっ!?」と。

妙に詰まった声がセーラさんから引き出されていた。


セーラ「う、うぅ……頭が割れてまいそうや……」

京太郎「す、すいません……手をどうぞ」


ぺたん、と地面に座り込んで頭を摩るセーラさん。

手を差し出すと、俺に手を伸ばして。

ぴくりと、止まった。

………顔、赤くね?





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/167.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice