過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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11: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/13(水) 22:57:57.17 ID:x95jQjM80

ネミッサはマミの部屋で、宅配便を受け取っていた。
一抱えほどもある段ボール箱で三つ。サインを書いて受領すると
溜息を一つつく。

「なんでこんなにあるのよ! オカシ―でしょ!」

梱包を解きつつ、文句を垂れる。その中にあるのは、
色とりどりの包装紙に包まれた、チョコ。当然バレンタインのそれだ。
きっちりとした市販のもののほかに、手作りのものがある。
これらは『葛の葉』に参加していたり、参加していなくても交流のある
魔法少女が『伝説の魔法少女たち』のため今日に合わせて
昨日送ってきたものだ。これは十三日までの分のため、
翌日にはこれよりも多くのチョコが送られてくる。
百人近い人数からの贈り物がネミッサに集中している。

「ううう、分別がめんどくさい……。でもやんないと」

甘い匂いにげっそりしつつ。用意した五つの紙袋に分別し出した。
ご丁寧に紙袋は二重にしている。手持ちが重さで切れること防ぐためだ。

向こうでは比較的わけて入れてくれたが、それでも万が一の間違いを
防ぐため一個一個確認している。

「もう、なんなのよー。っていうかなんでマドカちゃんの分も!?」

仕方なく、もう二枚紙袋を取り出し、これも二重にするとその包装も
分別して入れる。
確かに夜を撃退した彼女たちに憧れるのはわかる。けれども、
まさかここまでになるとは思っていなかったし、
こんな形で憧れが発露するとも思ってなかった。

「女の子ってこういうのだって話には聞いてたけどね……」

自分にこんな形で降りかかることになろうとは、予想外だった。



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