過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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311: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:06:42.17 ID:lGf5VtO70

車の後部座席に二人が乗り、サマナーが運転する。シートベルトを確認
するまで車を動かそうとしない。理由を聞くと彼女たちを怪我させたく
ないから、だそうだ。黒い少女は戦っていることを理由にその意見を
笑う。
以下略



312: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:07:18.67 ID:lGf5VtO70

シーアークのロビーに二人を放置するとネミッサは出かけてしまった。
どうやら魔法少女の面談があり、それに顔を出す必要があるからだ。
とはいえさすがにまどかもここのつくりや仕来りには慣れたもので、
残されることにあまり心配していないようだ。
以下略



313: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:08:33.30 ID:lGf5VtO70

そんな平和なロビー。微笑ましい風景をサマナー数人が眺めている。
フロアへ通じるドアが開き、一人のサマナーがロビーに戻る。必要な
仲魔を確保できて、満足しているようだった。

以下略



314: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:09:12.42 ID:lGf5VtO70

「ど、どちらさまですか?」

ほむらには思い当たる顔ではない。恐らくまどかにしてもそうだろう。
振り向いたその顔に困惑の表情が浮いていたのだから。
以下略



315: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:09:51.72 ID:lGf5VtO70

怯えるまどかが小さな悲鳴を上げるのが癇に障ったのか、断られ続けて
苛立ったのか、表情が変わる。

「ちょっと話をするだけですって」
以下略



316: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:10:23.22 ID:lGf5VtO70

その態度に怒るカマプアア。召喚主の制止の声もきかず追いすがろうと
する。周囲にいた若いサマナー数人も老サマナーに加勢しようと
押しとどめる。

以下略



317: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:11:05.54 ID:lGf5VtO70

けれども、そこで初めて気が付いた。
ほむらも手が震えていることに。まどかにはそれが驚きだった。

(ほむらちゃんは、私より強くてかっこよくて、何でもできて……)
以下略



318: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:11:46.95 ID:lGf5VtO70

そのとき、外に通じるドアが開く。そこには一人の若いサマナー。
彼女から聞かされた状況とわかると、手持ちの悪魔を召喚する。
地母神ペレ。ハワイで一番名の知れた、火もしくは火山の女神だ。
そして何より、カマプアアの妻として有名な奔放な美女として親し
以下略



319: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:12:34.89 ID:lGf5VtO70

「あ、ありがとうございます」

「お礼はサマナーに言ってね」

以下略



320: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:13:07.30 ID:lGf5VtO70

「くしゅん!」

可愛らしいくしゃみ。ワイズマンたる白い魔法少女の彼女の力を
もってしても、彼女を噂する人を特定することはできない。
以下略



321: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/05/12(日) 23:13:48.89 ID:lGf5VtO70

再びネミッサは二人のそばを離れる。仕事の途中だったとのことで
とんぼ返りだ。
そんなネミッサの慌ただしい背中を見送ったのち、ほむらはまどかに
向き合う。
以下略



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