過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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383: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/09(日) 20:49:37.56 ID:m3OwlXof0

【たましいのあんそくちへ】その三

週の中ごろ、ほむら宅でのお茶会が催された。いつものマミの部屋では
ない理由は家主のマミの追い込みと、ネミッサの不在によるもの。
ネミッサは相変わらずマミの家事をフォローするが、本人にも仕事があり
毎日自宅にいられるわけではない。ことに魔法少女のことになるとどうしても
不定期に外出を余儀なくされる。
ただ幸いなことに、今日は前もって外出がわかっていた。だからほむらの
許しを得てこうして皆で集まっているのだ。

「みんなに集まってもらったのはほかでもない」

「いや、なに勿体ぶってんだよ。クリスマスだろ」

「いやまぁそうなんだけどね」

「ウェヒヒ。さやかちゃん、ドラマのセリフみたいなこと言いたいだけだよね」

「まーねー。場所はここでいいの?」

「ええ、構わないわ。マミは受験だし、飾り付けの余裕もないでしょう?」

実は、と勿体ぶるほどでもないが、詢子や知久はクリスマスパーティの会場に
自宅を使うことを提案していた。だが、やはり魔法少女のこともあり即決は
しなかったそうだ。
そんななか、件の『まどか』はやや離れたところにいる。パッと見ると
身を引いて遠慮しているように思われる。だが理由を聞くと微笑ましい返事が
返ってくる。

「どうしたの『まどか』。貴女も話に参加してもいいのよ?」

「遠慮しなくていいよ?」

「ううん、遠慮じゃなくてね。皆の顔が見たいの」

楽しいパーティのための話し合いに顔を輝かせる皆をみるのが楽しい。
彼女はそういっていた。



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