過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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387: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/09(日) 20:54:09.95 ID:m3OwlXof0

怒られたネミッサを何とか連れだし、業魔殿から抜け出す。悪魔の扱いに
十分な注意が必要だということをちゃんと説明しないとならない立場の
ためだ。だが、ほとんどの人間が忘れているが、ネミッサも悪魔なのだ。
そんな複雑な状況に、ほむらはつい笑いがこみあげてしまう。
ほがらかなほむらも、珍しいと言えるだろう。だからまどかも『まどか』
もやや興奮しながらほむらの顔を見つめている。

またもほむらに二人が抱き着くものと思いきや、珍しく落ち着いた口調で
『まどか』が口を開く。

「ね、お願いがあるの」

『まどか』からの珍しいお願いであった。彼女のお願いなど見滝原に
来た時以来。とはいえ気軽な言い方に皆当たり前の様に受け入れた。
ほむらもそうだが、ネミッサもまどかには甘い部分がある。同じことを
さやかなり杏子なりが言うとわざと渋ったりすることがあるのだ。

もっとも、マミのお願いであった場合はまったく抵抗なく受け入れる
ネミッサは、魔法少女たちに割と甘い方ではないだろうか。

「行きたいところがあるの」

「へえ? なに、天海市で?」

「いいわよ。時間もあるのだし」

照れ笑いを浮かべながら『まどか』がいうことは全員を驚かせた。

「シーアークの最上階。そこに連れてって欲しいの」



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