過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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405: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/06/16(日) 21:30:36.57 ID:ArruH2Gh0

ネミッサは涙をぬぐう。そして一度だけマミを強く抱きしめる。

「マミちゃん、ちょっと離れる。手筈通りお願いね」

「ええ……。気を付けて」

顔を見合わせ、軽く唇を重ねる。お互いに勇気を与えるために。
近くで見たゴウトも業斗も吃驚していた。
ネミッサはスレイプニルの背から降りる。予てから準備した新たな
切り札を切るためだ。
一方のマミはスレイプニルに指示を出す。猛スピードでネミッサから離れ
移動砲台になりながら魔法少女たちを援護する。ちょうど、夜の周囲を
まわりながら砲撃する形だ。

一方のネミッサはマミと反対方向に走り抜ける。二人のライドウたちと
挟撃するように移動する。ライドウたちもそれを察しているのか無言で
その動きに合わせる。

”おい! ネミッサが動いたぞ。全員距離を取れ!”

”皆、離れて! 怪我がひどい子は私が治す。分身に集まって!”

接近戦を繰り広げていたさやかと杏子がテレパシーで警告する。
退避行動が遅れる少女は分身した杏子が抱きかかえ退避させる。
また、分身したままさやかは、新しく身に着けた回復魔法を発動させる。
これは凄まじく魔力を喰うが、周囲の人員の致命傷以外を全快させるという
非常識な効果を発揮する魔法だ。
それを分身したまま、夜を包囲する少女たち全員に同時に影響させるのだ。

「たはは……、さすがに八人分のコレは……きつかったかなぁ」

軽くめまいをしたさやか全員を杏子の分身が抱きかかえ、距離を取った。



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