過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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◆sIpUwZaNZQ
[saga]
2013/06/23(日) 19:58:52.05 ID:CgPrE9Oh0
駄々漏れのマミの言葉が念話となり、周囲に伝わる。
”ほら、やっぱり室長とマミさんデキてる”
”デキてないほうに誰も賭けてないじゃん”
”えー、でも『ほむ×ネミ』っていう子いたよー?”
”『マミ×ネミ』か『ネミ×マミ』かだけオッズあっただけだし”
”うるせえ!!! てめえら集中しろ!!! 死ぬぞ!!!”
杏子の罵声念話が響き渡る。この激戦でどうやってこんな話をしているのか
甚だ疑問だが、それも一喝で吹き飛ばす。
(ったく……緊張感吹っ飛ばしやがって……、あんのバカたちは)
と言いつつも、杏子も嬉しそうに微笑んだ。
「雷堂。ここは任せる。一人で維持できるか」
「何言ってる。そのために急いできたんだ。とっとといけ」
ライドウは頷くとヤソマガツを預け一人駆け出す。二人で支えていた
それを雷堂一人で支えるつもりなのだ。それには先ほどの倍の出力を
必要とする。
封魔管から一人離れた途端、凄まじい重圧が雷堂にのしかかる。だが
これを支えきること。それが歴史上最強の名前を冠するに相応しいと
彼は思っていた。冷や汗を出しながらも不敵な笑みを浮かべた。
一方のライドウはマミの通った後を駆け抜ける。
再び雲霞のごとくあふれ出す使い魔。それらを「レギンの剣」
「コルトライトニング」を以て次々と打ち倒すも、押しに押される
物量に屈しつつあった。
だが彼は仲魔を出すわけにはいかなかった。これから召喚する悪魔を
維持するには凄まじい霊力を必要とするからだ。だからここは己の体で
のりきらねばならない。
かすり傷程度の攻撃を受けつつも己が肉体と技を信じ、まっしぐらに
とある魔法少女を目指す。真の切り札を携えて。
彼女の祈りと共に。
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