過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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448: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/07/13(土) 00:45:45.85 ID:wMXdjl1Q0

結界が解けて、皆は元の場所に戻る。激戦の後のあのファンタジックな
光景に心を奪われて放心状態になっていた。
そんななか、最初に心に己を取り戻したのはネミッサだ。マミに痛いくらい
腕を捕まれていた。そのため真っ先に我に返ることができたようだった。

”状況報告して! 被害報告も! いい? まだ終わってないのよ!!”

その念話に全員がわれに返る。ユニットごとに集合し、各々の被害と状況を
確認する。ややあって、ユニットの小隊長からの報告をまとめた中隊長挌が
報告を取りまとめる。これも念話であるし、全員が聞こえるようにしていた。

”大隊長、報告します。重軽傷者計42名。うち意識不明なし。
行方不明、死亡報告、魔女化報告……なし”

”ミッションの完遂を承認する。ネミッサ、皆、よくやってくれた。
……お前から、伝えるといい”

ネミッサへの念話を拾ったのだろう司令が、ネミッサにのみ通達する。
だが彼女もどういっていいかわからない。だから、少しカッコつけて
いうしかなかった。あとで思いだし一人赤面するのだが、それを笑うものは
誰一人としていなかった。

”……ワルプルギスの夜の撃破。及び被害ゼロを確認。皆、作戦成功よ”

念話といわずテレパシーと言わず、歓声が上がる。帽子を被っている少女は
それを天高く投げる。長物の武器を持つ者はそれを高々と掲げる。



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