過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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464: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/07/21(日) 21:54:21.77 ID:NxGJIQe/0

【たましいのあんそくちへ】その八

『まどか』も交えての打ち上げ。現役魔法少女たちから戦闘参加した
サマナーや仲魔も会場で歓談する。その中心はやはり伝説の魔法少女。
戦いのノウハウや心構え、魔女の特徴を聞き出したくて仕方ないらしい。
ちやほやされてノリノリのマミやさやか、杏子はいい。人見知りのまどか
やほむらは人に囲まれて困惑している。ことまどかは、魔女との交戦の
経験などない。魔力を含めた力はあるが、そのような細かな質問に
到底答えられない。

だがそれでも彼女らは、達成感に酔いしれていた。ネミッサも室長と
してその会場で中心的なところにいた。勿論、苦手ではあったが立場が
それを許さない。そして更にこんな謝辞が相次いだ。

「あー、室長! おめでとうございます!」

「アリガト。アンタらのおかげよ。大怪我とか隠さないでよね?」

「あ、いえ、そうじゃなくて……。マミさんと婚約されたそうで♪」

「はぁっ!?」

日本国外から参加した、黒人女性の魔法少女がニヤニヤ言う。隣にいる
ヒスパニック系な子も同じようにニヤついている。どうやら友人(?)らしい。
勘違いというべきか、意識されていないというべきか、ネミッサとマミたちは
『葛の葉』のスタッフに、あまり悪魔と認識されていない。
それだけネミッサがなじんでしまっているのだろう。

「大丈夫です。私の母国は同性婚できますから」

「……はぁ……」

何が大丈夫なのかは明瞭ではないが、自信満々に言う。
その二人の魔法少女は指を絡ませながら手を繋いでいた。


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