過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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482: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/07/28(日) 21:33:45.25 ID:qYv1Bj5k0

暴れるとは言葉の意味そのままではない。だがシステムの根幹である
マニトゥからの攻撃は、QBたちにも影響はでるはずだ。
更にマニトゥ自身が自らをコピーし、無数にあるQBの個体の
あちこちに潜伏しているらしい。

「今でいう、スパイウェアみたいなもんかしらね」

「僕らのころはトロイの木馬かな。それに近いんじゃないかな」

QBがそれに気づき大元のマニトゥを削除しても、
無数にある個体すべてに潜伏するマニトゥを消し去ることは難しい。
そもそも大元がエネルギーの循環回収システムの根幹なのだ。
消し去ろうものならエネルギー回収に大きな損害を与えるはずだ。
さらに、それを消そうと不穏な動きを見せればネミッサが起爆すればいい。

QBは直接的な武力を持たず行使しない。その代わり言葉巧みに
罠を巡らせ策を弄した。それは効果的に魔法少女を絶望に追い込むためだ。
自発的、といってもいい。自らの行動で因果応報を受ければより絶望が
大きくなる。契約という形で本人の同意を得るのもそのためなのだろう。

だがそれは裏返すと、ネミッサが何をしようと実力行使ができない、
ということだ。そもそも武力行使ができるなら、ネミッサを殺害したはず。
そういう意味では、病院にいたマミの死神たる魔女は偶然だったと
言えるだろう。それを罠として狙って使ったにせよ。

「ここならアイツに聞かれないもんね。考えたわね。さすがリーダー」

百年にも及ぶ潜伏期間がそれを可能にした。少しずつ少しずつ侵食し
増殖するマニトゥの強かさや薄気味悪さが、心強かった。



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