過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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68: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/24(日) 10:49:25.73 ID:rw2tdNNi0

休み時間、昼休みになれば廊下に人だかり。放課後になれば昇降口や
校門に人の波。さすがにマスメディアがくるわけではないが。地元の
物見高い人々が集まっていた。
お昼休み、屋上に退避した一同はマミも交えて会話に花を咲かせていた。

「でもなんでこんなに集まるのかしらね」

「それがですね、動画サイトで広まってるらしいんです」

ネットの情報に疎いマミの疑問に、詢子から情報を得たまどかが答えた。
悪魔召喚アプリ入りのスマホを取り出す(対悪魔の護身用)と、
昨晩放置した動画サイトを立ち上げ、二人の動画を再生してみせる。
まどかに悪意はない、知らないであろうマミに見せるためだった。

――なさん、僕は上条恭介です。ご存じの方はいるでしょうが、僕はほん
の一週間前まで、事故で左手が動かせませんでした――

「ああ! ちょ、ちょっと!」

取り乱し停止させようとする上条。スマホに手を伸ばすがそこを杏子に
横からとられる。

――ですがそんな僕を……、おっ幼馴染が……支えてくれました――

雑音交じりとはいえ、明瞭に言葉は聞こえてくる。幼馴染への感謝の
行になると、さやかが真っ赤になる。当然、上条も。

――未熟とはいえ、ここまで演奏することが出来るように
なったのは……、その支えのおかげです――

演説が終わり、巻き起こる拍手のところで動画は途切れる。
そのほかに、そこで演奏した曲もサイトに上がっていた。ご丁寧に上条
は曲紹介をしてから演奏をしていたので、動画を投稿した人物は、
ご丁寧に曲ごとに投稿していた。ちなみにその中に
「グノーのアヴェ・マリア」はない。

「おい、まどか、仁美のほうのはどうやってみるんだ?」

「え! わたしのもあるのですか!?」

「聞きたい〜。杏子さん聞かせて!」

皆は表情は興味津々。仁美は戦々恐々だ。

「いいけど、やりかたわかんないんだよね。どうやるの?」

「貸してごらんなさい、多分検索すれば出るから」

「ほむらさん! や、止めてください!」

「仁美、諦めたほうがいいよ……」



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