過去ログ - ネミッサ「デビルサマナー鹿目まどか 対 魔法少女鹿目杏子」まどか「戦うの?」
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91: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/03/03(日) 13:32:24.35 ID:5I/APP2b0

始めると時間を忘れてしまい、熱心に並べる。なんとか飾り終えると、
夕食の時間になっていた。
二人とも帰った時の服のまま埃まみれ。マミに至っては髪に埃がついて
しまっていた。

「こんな時間、お腹すいちゃったね」

「時間かかるのね、ゴメンね?」

にこにこしながら、首を左右に振る。

「ううん、いいのよ。気を使ってくれたんでしょう?」

「ふふ、どうかしらー?」

ネミッサの含んだ笑い。マミにとって、そんな思わせぶりな表情は
もはや慣れっこだ。図星を刺され照れくさいとき、彼女はいつも
そうする。
箱や周りを片づけ、雛壇の前に座る二人。洋室にちょっと場違いな
和の飾りが鎮座する。

「綺麗ね」

「そうね」

「ネミッサ、ありがとうね」

「なんのこと? それよりお腹すいちゃった。なんか作ろう?」

「……ええ、いっしょにね?」

「え、ええっと、本気?」

ネミッサの肩をがっちり押さえつける。自分の得意料理をネミッサに
教えるつもりなのだ。

母に教えてもらった料理を、娘に。



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