過去ログ - ビッチ・2
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329:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/25(木) 00:16:58.07 ID:BoHDN8LGo

「唯ちゃんを裸にして虐めたいとか。唯ちゃんを気持ちよくさせてあげたいとかって、あ
たしが考えちゃうのは異常なのかな」

 それに答える前に、あたしの唇は有希ちゃんの口によって突然塞がれた。狼狽して抗お
うとしたあたしの身体は有希ちゃんに抱きすくめられて、自由にならなかった。そのまま
長い時間、あたしは有希ちゃんに口内を自由に愛撫されていたようだった。

 やがてあたしは自分の口の中から有希ちゃんの舌が出て行くのを感じた。

「ねえ、あたしって異常だと思う?」

 あたしは有希ちゃんの抱擁と愛撫とキスによって、身体の力が抜けてしまっていた。中
学生のガキなんかにいいように弄ばれて。

 有希ちゃんは異常だ。

 あたしはそう思ったけど、有希ちゃんのキスはあたしを束縛して、この子には抵抗でき
ないという甘美な絶望感を与えさせられていた。彼と別れてそういうことをされるのが久
し振りだったということもあったのかもしれない。

「・・・・・・あたしのこと、気持ち悪いとか思わないで。あたしのこと嫌いにならないで」

 あたしを抱きすくめたまま、唇を離した有希ちゃんが耳元で囁いた。あたしは自分の髪
を中学生の有希ちゃんに撫で回され、一言も発することも身動きして抵抗することもでき
なかった。

「唯の反応って可愛い」

 有希ちゃんがくすっと笑った。彼女はいつのまにか十何歳も年上のあたしを呼び捨てに
していた。

 有希ちゃんがあたしの両頬から手を離し、あたしのブラウスのボタンを器用にはずしは
じめた。やがて有希ちゃんの手によって、ブラウスが押し開かれた。

「唯の肌、真っ白できれい。ずっと撫でていたい」

 あたしは自分の首筋に有希ちゃんが唇を寄せてきたことを感じた。それは大学時代の彼
のキスを思い起こさせてあたしは狼狽した。

 中学生の女の子の強引な告白と愛撫は、屈辱と官能を伴ってあたしの脳裏に圧倒的な圧
力で押し寄せていた。あたしの身体は有希ちゃんの愛撫によって麻痺したように全く身動
きできなかった。

「大好きよ、唯・・・・・・。これからもあたしと仲良くしてくれるでしょ?」

 いい年をしたあたしが、中学生の女の子に押し切られ降伏して、はいと答えようとした
そのとき。

 突然テーブルの上に置かれた電話がやけに大きな音量で鳴り響いた。有希がはっとした
様子であたしの体から手を離した。


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