過去ログ - ビッチ・2
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394:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/18(金) 23:17:51.69 ID:/Uz+bOigo

「どういう意味だ」

「高校時代もそうだが。大学時代だって相当悪いことしてたんだろ。こんなのが麻薬取締
官とは笑わせるぜ」

「過去は否定しない。でも、俺はその経験を生かして麻薬撲滅のために麻薬取締官を志望
したんだ」

「そうか。立派に過去の罪状から更正したんだな。見上げたもんだ」

「いい加減に」

「はい、これ。あんたの逮捕状だ」

「・・・・・・どういうことだ」

「とりあえずの容疑は、薬事法違反、麻薬取締法違反、そしてよ」

「・・・・・・」

「神山玲子に対する傷害罪だな」

「ばかな」

「本当は強姦でも行けたんだろうけどな。さすがに親告罪はハードルが高いぜ」

「・・・・・・本気なのかよ。 証拠はあるのか」

「本気って何が? 池山と飯田のことは知ってるんだろ。俺たちがあいつらを締め上げな
かったとでも思ってたのか」

「・・・・・・」

「こんなことも考えられなくなっていたのか。おまえほど頭がいいやつがよ。有希ってガ
キ、そんなにおまえ好みだったのか」

「黙れ」

「たいした男だよ。おまえって奴は。初めてじゃねえか。最初から麻薬で商売するつもり
で麻薬取締官になった男なんてよ」

「・・・・・・」

「一緒に来てもらおうか。おっと。銃は捨てろ」

 そのときSPIDERのドアが破られ、防弾チョッキを着込んだ灰色ずくめの服装の警官たち
十名以上も突入してきてた。彼らは誰の指示を受けるまでもなくバーカウンターの下から
拳銃を取り出した渡を取り囲むように拳銃を向けた。

「もうよそうぜ」

 平井が立ち上がって、煙草に火をつけながら渡に言った。


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