過去ログ - 幽々子「吉影様、夜風が気持ちいいですね」
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730:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/06/16(日) 18:59:23.27 ID:m2vIMGt30



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ディアボロ「…………」

華扇「ディアボロ?いる?」

ディアボロ「……ああ」

華扇「……」

ディアボロ「…………」

華扇「あなた、あの永遠亭で何かあったんでしょう」

ディアボロ「……私は、元々絶頂にいた。完全に、私一人、ただ一人、頂点にいたんだ。それが……ちっぽけなガキに負けて、運命まで握られて、敗北したのだ。この、私が…………」

華扇「……なるほど」

ディアボロ「もう一度奴を倒し、私が運命に勝って、永遠亭に戻ると約束した」

華扇「…………」

ディアボロ「今の私に……あそこに戻る資格は……ない」

華扇「……甘ったれね。ウジウジとみっともないわ」

ディアボロ「……なに?」

華扇「……相手は何人だったの?あなたの味方は?」

ディアボロ「…………」

華扇「悪いとは思ったけど、あなたの境遇をこの幻想郷で高位に位置する種族に聞いて回ったわ……」

ディアボロ「………」

華扇「ディアボロ、あなたは、強い子よ……。一人で、随分と長い間戦ったわ……。ただ一人の味方もなく、上手く立ち回って、不安の要素も見落とさずに。色んな人を利用して……」

ディアボロ「…………」

華扇「あなたに足りなかったのは、信頼と仲間よ。相手はそれを持っていた……だから、あなたは敗北した」

ディアボロ「……そんなもの」

華扇「そんなもの……に、あなたは負けたんだわ。だからね……あなたも、その二つを手に入れるべきよ。一緒に戦ってくれる仲間……。いるんじゃないかしら?あの永遠亭には。ね?」

ディアボロ「…………」

華扇「明日、永遠亭に戻りましょう」

ディアボロ「……それでも私は……」

華扇「DIO」

ディアボロ「!?」

華扇「DIOと戦った時を思い出しなさい。あなたは、どうやってあの吸血鬼に勝ったの?…………よく、考えて」

ディアボロ「…………」

華扇「それじゃあ、私は寝る。おやすみ、ディアボロ」


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