過去ログ - 和紗ミチル「バレンタインは悲劇しか生まない」
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15: ◆/ZP6hGuc9o
2013/02/16(土) 00:03:25.41 ID:3EzNvfruo
ミチル「ニコ!ちょうどよかった」

ニコ「ん?なんだ、私に何か用か?なんだか急いでたっぽかったけど」

ミチル「うん、ちょうどね、ニコを探してたんだ!」
以下略



16: ◆/ZP6hGuc9o
2013/02/16(土) 00:04:06.76 ID:3EzNvfruo
ニコ「なんて、ね」

ミチルの後ろ姿が見えなくなったのを確認したニコが、無遠慮にその包みを開ける。

ニコ「おー、カズミ特製クッキー!こりゃうまそうだ」
以下略



17: ◆/ZP6hGuc9o
2013/02/16(土) 00:04:36.97 ID:3EzNvfruo
ニコ「〜〜〜……ありゃ、もうなくなっちゃったか」

箱の中に手を入れても、クッキーはもう見当たらなかった。

ニコ「もうちょい味わって食べればよかったかなぁ……うん?」
以下略



18: ◆/ZP6hGuc9o
2013/02/16(土) 00:05:29.32 ID:3EzNvfruo
(AA略)

ニコ「…………」

ピタリと、ニコの足が止まった。
以下略



19: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:06:22.42 ID:3EzNvfruo
――――――――――

ミチル『ねーねーニコ、何やってるの?』

ニコ『ん、カズミ?いやなに、グリーフシード無しのソウルジェム浄化システム、なんとか作れないかなぁなんて思ってたりしてね』
以下略



20: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:06:48.80 ID:3EzNvfruo
ニコ「………」

思い当たる節は、あった。

そして、自分の手の中にはバレンタインのチョコレート(既に平らげてしまったが)とメッセージカード。
以下略



21: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:07:32.50 ID:3EzNvfruo
〜〜〜

ミチル「学校とうちゃ〜く!」

校門の前で急ブレーキを掛け、ビシリと校舎を指差す。
以下略



22: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:09:06.91 ID:3EzNvfruo
ミチル「えへへぇ、ちょっとね!カオルにどうしても渡したいものがあって」

カオル「あたしに?何々?」

ミチル「ジャジャン!ハッピーバレンタイン♪」
以下略



23: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:09:58.33 ID:3EzNvfruo
ミチル「それじゃ、部活頑張ってね!わたし、他にも行くところあるから!」

そう言い残し、ミチルは元気よく駈け出す。

カオル「元気いっぱいだねぇ、カズミは本当に」
以下略



24: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:10:29.81 ID:3EzNvfruo
カオルがその包みを開けたのは、ミチルの言った通り部活が終わってからだった。

部員全員が帰ってから、カオルは部室でミチルから受け取った包みを開封した。

カオル「ん〜♪いいにおいだぁ〜♪」
以下略



25: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/02/16(土) 00:11:19.14 ID:3EzNvfruo
(AA略)


カオル「今夜7時……?なんかあったっけ?」

以下略



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