過去ログ - 春香「私、天海春香……トップアイドル、目指してます!」
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64:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:48:31.21 ID:qsg7gAxL0
 一次試験が終わり、やがて二次試験が始まった。

 二次試験はダンス審査。
 ここでは指定された曲に対してトレーナーの後に続いて踊りきればいいらしい。

以下略



65:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:49:23.59 ID:qsg7gAxL0

 できることなら春香とグループを代わってあげたい。
 そぅ思うのはたしかであるけれど、それを口や態度に出すのは春香に対する冒涜だ。
 春香はこれくらいで潰されるような人じゃない。
 その証拠に、
以下略



66:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:49:54.49 ID:qsg7gAxL0

―――――

 765プロの門をたたいて数ヶ月後のある日。
 私は屋上で一人、歌を歌っていた。 
以下略



67:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:51:49.94 ID:qsg7gAxL0

千早『ー♪』

 空はどんより、曇り空。
 本当ならレッスン場を使いたかっけど、今は使えない理由があった……いや、正確には使いにくい理由が。
以下略



68:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:52:40.46 ID:qsg7gAxL0

春香『あ、あのね如月さん、メール見てくれた? 昨日送ったんだけど……』

千早『ええ、見たわ』

以下略



69:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:54:12.42 ID:qsg7gAxL0

―――――

 思い返すととても酷いことを言ったものだ。
 でも、今以上に人付き合いの下手な当時の私は、こんなふうに周りと接触することしかできず、
以下略



70:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:55:45.93 ID:qsg7gAxL0
 私は彼女のことを嫌っていたというほどではないけど、少なくとも好意は持っていなかった。

春香『で、でもね、皆来てくれたの。だから、如月さんも……』

 彼女は基本的に笑顔を張り付けて相手の様子をうかがいながら話し、何かとつけて群れたがる。
以下略



71:投下[saga]
2013/02/22(金) 11:58:06.49 ID:qsg7gAxL0
千早『えっ?』

春香『今は、望む道の先から見ると凄く無意味に思えるかもしれない。
   だけどだからって、今の自分を否定しなくてもいいんじゃないかな?』

以下略



72:投下[saga]
2013/02/22(金) 12:00:34.65 ID:qsg7gAxL0

春香『如月さんは歌手になるのが夢なんだよね?』

 765プロに入った日、社長の前で二人でアイドルとしての目標を言ったのを思い出す。
 私は彼女がなんて言ったか忘れたが、彼女がまさか覚えているとは。
以下略



73:投下[saga]
2013/02/22(金) 12:02:06.80 ID:qsg7gAxL0

春香『それはそうなんだけどね……今度はどうしよう。って迷っているんだ』

千早『迷う……?』

以下略



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